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『ベランダは本当に必要?』知っておきたいメリットとデメリット!

◇さわやかな秋晴れの日が続いていましたね。

カラっと、穏やかな気候だと、

それだけでやる気がアップします!

 

よく晴れた日に、ベランダいっぱいに干されたお布団。

かつてよく見られた光景です。

ふんわりあたたかなお布団、気持ちいいですよね。

 

でも、そういえば・・・

お布団の展示会のような光景、減ってませんか?
そもそも、ベランダの無い家、増えてませんか?

 

今回は、そんな「ベランダ」についての知識と

ベランダを付けるかどうかを考えるための

メリットとデメリットをご紹介します。

 

◇「ベランダ」と「バルコニー」いったい何が違うの?

ところで、「ベランダ」といえば、

家の外にくっついていて、

お布団やお洗濯ものが干してある場所ですね。

 

「ベランダ」という響きには、もはや、レトロな印象すら漂います。

では、ちょっとおしゃれな匂いのする

「バルコニー」ってどこでしょう?

住宅広告などには

「バルコニーでくつろぐ午後」などという表現を見かけますが

「ベランダ」とは違うのでしょうか。

 

実はこの二つ、違いは明確です。

 

①ベランダ・・・住居の外側に付いている部分で、屋根がある。

 

②バルコニー・・・住居の外側に付いている部分で、屋根がない。

 

つまり、ひさしや軒下に収まっていてれば「ベランダ」と呼び、

ひさしや軒がかかっていなければ「バルコニー」と呼ぶわけです。

 

このように、違いは明確なのですが、

広告などを見ると、お洒落な雰囲気を出すために

「ベランダ」を「バルコニー」と表現している場合もあります。

 

今回は、お洒落を追求するわけではありませんが、

まとめて「ベランダ」と呼んでお話しさせていただきます!

 

では、まずは、メリットからお伝えします。

 

ベランダのメリット

 

〇お洗濯物、お布団などを日に当てられる。

日の光を当ててからっと乾かすのが好きという方には最大のポイントです。

 

〇シーツやマットなど、大きな物も干しやすく乾きやすい。

特に子どもが小さいうちは、おねしょをしたり、吐いてしまったりして、

急に何枚もの大きな洗濯物を干す場面が出てきます。

そんな時、ベランダにぱーーっと広げて干せると負担が減ります。

 

〇エアコンの室外機を置ける。

 

〇汚れ物や不要物などを置ける。

一階の外や玄関先に置いておくには気が引けるようなものも、

ベランダにおいておけば安心です。

 

〇広めにすれば、くつろぎ空間にできる。

デーブルセットなどをおいて、食事をしたり読書をしたり、

プライベートな外の空間にすることができます。

気候のよい時期のお楽しみになるかもしれません。

 

〇おうちキャンプ・ピクニックが楽しめる。

小さなテントを張れば、プチキャンプ気分を味わえます。

遠出が難しかった昨今ですが、小学生のお子さんが

ベランダに出したテントで寝るのをかなり喜んだという話を聞きました。

また、シートを広げれば、ピクニックにもなります。

幼稚園くらいまでのお子さんだと、おにぎりとウインナーを

ベランダで食べるだけで、とても喜んでくれます。

 

〇ガーデニングが楽しめる。

好きな植物や小物、鉢などで、お気に入りの屋外空間を作ることができます。

 

〇家の外観に変化を持たせることができる。

ベランダにもいろいろな形があります。

ベランダを家の外観のアクセントにすることができます。

 

〇一階の部屋のひさしになり、夏の暑さを軽減できる。

夏は太陽が真上から降り注ぐため、二階に付いているベランダで

直射日光を遮ることができます。

 

ベランダのデメリット

 

△ベランダ分の費用がかかる。

外壁の一部に、ベランダを取り付けるのですから、

外壁にしておくのに比べて多く部品が必要になります。

ベランダ全体のサイズや、どういったデザインのものにするかで

費用は様々です。

 

△防水施工の費用が必要になる。

ベランダの底面は、防水性のある素材を使い、トップコートも塗り重ねます。

 

△防水加工のメンテナンス費用が必要になる。

・地震による揺れに対応できず、ひび割れることがあります。

この場合は、即点検を行う必要があります。

・紫外線に弱く、ひび割れてきます。いわゆる経年劣化です。

トップコートを5~7年で塗り替える必要があると言われています。

ただ、紫外線の当たり具合や、風通りの具合などによって、

耐久年数は異なってきます。

10年点検でも問題なし、もうしばらく大丈夫そうですね、

というケースもありました。

 

△台風などの際に雨漏りの可能性が高まる。

・将来的に雨漏りの原因になりやすい箇所です。

・ベランダを家の構造に組み込んで作る場合、

ゲリラ豪雨のような、きわめて激しい雨が降ると

防水部分を乗り越えて浸水していくことがあります。

 

△メンテナンスや清掃が必要。

・プロに依頼するトップコートの塗り替えのほか、

日ごろからの清掃が必要です。

黄砂やほこりも溜まりますし、虫の死骸やクモの巣があったりもします。

・排水口を詰まらせてしまうと、素人では対応できない場合もあります。

 

△ベランダに出られる部屋が限られる。

お布団を干すことを考えてみてください。

家族全員がベランダに面する部屋で寝ているとは限りません。

子どもが成長すれば、たいていは別々の部屋で寝ることになります。

その際に、ベランダに出られる部屋までお布団を運んで干すことになります。

なかなかの重労働になりますね。

 

△ベランダに洗濯物や布団を干す習慣がない場合は、滅多に使わない人もいる。

共働きのご家庭や、花粉や黄砂を避けたいご家庭は

室内干しや乾燥機利用をされていると思います。

そういったご家庭では、毎日ベランダが必要かというと

まったくそうではありません。

そういえば、何か月もベランダに出ていないということも

よく聞く話です。

 

△ベランダに閉じ込められることがある。

子どもが内側から何らかの拍子でカギをかけてしまい、

大人がベランダに閉じ込められるという事故が起きています。

 

このように、現実的にはデメリットも見過ごせませんね。

 

ベランダはあるのが普通、と思っていた方は

 

ご自分やご家族にとってベランダが必要なのかどうか、

一度じっくり考えてみてください。

そして、実際に家づくりを依頼するプロにも相談してみましょう。

 

その上で、具体的な活用方法や実現したい生活スタイルがあれば、

ベランダもあなたのマイホームに付け加えてみてください!

 

 

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