私がシンプルノートに惚れた理由②
昨日、酒田市中野俣のお客様のところにお茶のみに行ってきました。
リノベーション工事をさせていただいてから5年になります。
昨年、息子さんのお家も新築させていただいたので報告や確認なども含め
ご自宅の状況確認もしたくて行ってきました。
酒田市の中でも奥まったエリアではあるのですが、雪の量が半端じゃないことにビックリ!
玄関にお邪魔した瞬間に『雪で家つぶれねがのや~???』とお家の方が・・・
暦の上では【立春】ですが、まだまだ春が遠いと実感した桑原でした(◎_◎;)
屋根の雪下ろしもしてるそうですが、危険が伴いますし、量が半端じゃないので大変だそうです。
早く春よ来い!
平屋から考える家づくり
初めて新築を考え始めるご家族の多くはアパートやマンションなどの賃貸住宅が手狭になったり
家賃がもったいないことに気付いた方などです。
アパートやマンションに住んでいる方が初めて住宅展示場などに行くと
当たり前のように2階建ての間取りを提案される現実があります。
私もシンプルノートに出会うまでは気付いていなかったのですが
アパートやマンションに住んでいる方は平屋住宅に住んでいるということになるんです!
アパートやマンションは2階建て以上が圧倒的に多いので
階数がある建物という認識から平屋に住んでるって認識がなかったんですね・・・。私だけなのかな???
そんな生活を何年か送ってきたのにもかかわらず
一戸建ての新築を相談に行くと当たり前のように2階建ての提案をされるんですね。
それ、おかしくないですか?
そんな素朴な疑問にシンプルノートは答えをくれました。『平屋から考える家づくり』
敷地によって建てられる建物の大きさに制限はあります。
その制限や方角や周辺状況にもよりますが
基本は平屋でプランニングをします。
平屋って高いんじゃないの?
昔から平屋は贅沢ものと言われていました。
必要な部屋数や大きさの家を総2階建てにすると建物の基礎と屋根の面積が半分になるので安くなる。
逆の言い方をすれば平屋は2階建てより基礎と屋根が倍かかるから高いのは当たり前。
シンプルノートに出会うまでは私もそう思っていました。
2階建てにあって平屋に無いものは何ですか?
【階段】です!
一般的な2階建てのお家で
玄関から階段やトイレ・洗面脱衣室まで行くまでは必ず廊下が必要になります。
そして、2階に上がったら各部屋やバルコニーや2階トイレに行くまでの廊下が必ず必要になります。
シンプルノートの平屋ならその廊下が必要ありません。
一般的に35坪くらいの2階建ての家の廊下は5~6坪くらいあります。
その35坪の家をシンプルノートで設計すると29~30坪の家で良いことになります。
2階建ての35坪の家の価格と29坪の平屋の価格を比べた場合に
そんなに価格に差が出ますかっていうお話しです。
これは盲点でした!
ビックリしました!
なるほどねって感心しちゃった瞬間でした!
今までは35坪の2階建てと35坪の日らを比べていましたからね(ーー;)
とは言っても2階建てもある
『平屋から考える家づくり』とは
土地の大きさによって必要な部屋の配置が1階だけでは出来ない場合に2階に上げていくという考え方になります。
基本的には、ご夫婦の寝室を2階に上げます。
その理由を4人家族で想定すると
子供部屋の使い方が中心になりますが
子供部屋2室を最初は大きく1室で使います。
お子さんが小さい時は家族全員で一緒に寝る方がほとんどです。
その場合に10帖前後の部屋はとってもゆったり使えますよね。
LDKの近くにあれば、お昼寝とかも簡単にできますし
家事をしながらでもお子さんを見れるという利点などたくさんあります。
子育て世代が家づくりをされる時に
ご両親が遊びに来た時に泊まれるように客間が欲しいという方が結構いらっしゃいます。
その時には、2階の使っていないご夫婦の寝室を使ってもらえば
たまにしか使わない客間を費用をかけてつくる必要もありません。
無駄なところに費用をかけないシンプルノートの考え方の一つです。
【シンプルに建てることは、豊かに暮らすこと】
そして、お子さんが大きくなり
個室が欲しいとなったら
2室に仕切って個室にして使う。
ご夫婦は2階の寝室をようやく使う時が来るわけです。
60年、70年先を考えた家づくり
人生で家を3回つくると言われています。
新婚で暮らす家、子育てのための家、老後を暮らす家
シンプルノートの家づくりは
1回の家づくりで済むように考えた家づくりです。
もちろんメンテナンスは必要ですよ。
【人生より高価なものはない】
人生で最後の買い物が家であれば贅沢な家にしても問題ない。
しかし、家を建ててからも様々なお金が必要となります。
養育費や車の買い替え、保険や家族旅行など・・・
人生を楽しむためには家だけにお金をかけすぎるのは危険な選択肢なのではないでしょうか。
子供は18歳になれば、大学・専門学校・就職などで家から旅立ちます。
親心としては『区切りがつけば帰ってくる』と考えがちですが
帰ってこないものです。。。
そうとなれば2室に仕切った子供部屋を1室に開放して
2階の寝室から降りてきて、そこを夫婦の寝室として使っていくことをオススメしています。
ちょうど、階段を上るのもイヤになる年になってきますしね!(^^)!
このタイミングで水廻りの入れ替えや壁紙の張替などのリフレッシュリフォームをして
楽しい老後に向かっていく住まいが出来るというのはいかがでしょうか(^^♪
無駄なスペースをつくらない工夫
先程、階段の事でも触れましたが
ただ歩くだけの廊下に6坪ものスペースを取ったなら300万円以上の費用がそこにか掛かっている現実。
『でも、部屋を行き来するためには仕方がないよね』という今までの常識。
シンプルノートの家づくりでは無駄なスペースを極力つくらない工夫で設計をします。
例えば、玄関ホールは最小限に抑えながらも広く感じる工夫だったり
階段は、オシャレなリビング階段を基本に計画します。
子供部屋の大きさにもこだわりがあります。
子供部屋の必要なものって何でしょう?
ベッドと机くらいじゃないでしょうか?
もしTVが欲しいとなっても、今は壁掛けに出来ますからスペースは取らないですよね。
棚が欲しいとなれば、ニッチ要素も加えれば場所は取りません。
そうなると3帖~4.5畳で十分でなないでしょうか?
それ以上必要だとなれば、物を散らかすスペースが増えるだけでは?
広くなれば開放的ではありますが、子供部屋の求めるものではないのでは?
引きこもりの原因にもなっちゃいますよ(;^ω^)
ご夫婦の寝室も同じように考えられます。
必要なものはベッドぐらいじゃないですか?
シングル2セット? ダブル? クイーン? キング?
あとは奥様のドレッサーとかですか?
そう考えると6帖でコト足りませんか?
3世代同居の場合であれば、寝室を大きくしたり、セカンドリビングを併設させたりしたいと思うかもしれませんが
核家族であれば、家にいる大半の時間はLDKで過ごされるのではないでしょうか。
そう考えると、無駄に個室を大きくしてお金をかけないでシンプルに暮らしませんか?
まとめ
家のカタチや大きさの今までの常識を見直すことで無駄をなくし
家に一生を捧げるのではない、シンプルにカッコよく、豊かに暮らすことが出来る家づくりがあることに衝撃を受けました。
平屋から考える家づくりはとってもシンプルでスマート家づくりです。
私がシンプルノートの惚れた理由はまだまだたくさんあります。
次回をお楽しみにお待ちください(^^♪
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