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「ニッチ」はどんなところに必要?おススメの設置ポイント

毎日毎日、除雪車が道路を除雪してくれるの良いのですが、他所からズーッと引きずってきた雪の塊を入口に置いていくのはどうなんだろうか?

1日に2回も3回も除雪に廻って来るのは良いんだけど、ここの敷地の前はそれぞれのご家庭で除雪してキレイになってるのに、そこに他所から雪を引きずってきて山盛りにしていくって・・・

市民の方々へご協力をって、そういううこと?

ついつい愚痴っちゃうけど、いい運動だと思っているところもある桑原です。

今年の雪はいつまでだろうか(^^;

 

「ニッチ」はどんなところに必要?おススメの設置ポイント

 

ニッチとは、壁面に凹ませてつくったスペースを利用する収納のことをいいます。

 

収納部分が壁の中に納まっているため、壁面に飾り棚を後から取り付けるのと比べて、スッキリとした空間を演出できることが魅力です。

 

また、飾り棚を取り付けると狭くなってしまう場所でも、ニッチなら窮屈に感じることなくインテリアが楽しめます。

 

とはいえ、壁面を凹ませてつくる「造り付けの収納」ですから、家具を移動するように簡単に移動することはできません。

目的と設置位置について、しっかり計画しておくことが大切です。

 

上手に取り入れることができれば、便利な収納にも部屋のアクセントにもなる優秀な「ニッチ」について、どんな場所に設置すれば成功しやすいのか、考えていきましょう!

 

【玄関ホール・リビング】

 

ニッチを設置する動機として、空間のアクセントになる「飾り棚」として利用したいと考える方は多いと思います。

お気に入りの雑貨や写真、お子様が描いたイラストなどをディスプレイして楽しんだり、自分たちらしい個性を表現したいですよね。

 

そんな方には、玄関ホールやリビングに設置するのがおススメです。

 

玄関ホールやリビングの一角に設けると、日々の暮らしの中で自然と家族の目に留まりやすく、また来客の目を楽しませることができます。

 

一般的にニッチのディスプレイは、毎日変えるわけではなく、家族の記念日や季節のイベントに合わせて変更すると思いますから、「少し高すぎるかな?」と感じる位置でも、無理せず手が届く範囲であれば問題ありません。

 

ディスプレイを楽しむことを目的とした場合は、「目に留まりやすさ」や「見やすさ」を意識して設置する高さを検討してみましょう。

 

【キッチン】

 

細々とした物がたくさん集まり、散らかりやすいキッチンは、きちんと整理された状態を保ちにくい場所ですよね。

特に、使う頻度が高い調味料やコーヒーのフィルターなどは、またすぐに使うからとつい出しっぱなしにしがちです。

 

キッチンの収納内に、調味料が使いやすく納まればいいのですが、微妙にサイズが大きくて入らなかったり、奥行きが深くどこに目的の調味料があるか見つけにくかったりします。

 

そこで、キッチンの空いている壁面を有効に活用して、調理する場所から手が届きやすい場所に調味料などを置くスペースとしてニッチをつくれば、壁の中に並べて納めることができるため、どこに何があるか一目でわかり使いやすくなります。

使ったらすぐに収納できるので、料理中の作業スペースを広く使えることも魅力です。

 

「近いほど使いやすいだろう」と、コンロの火元に近すぎる位置に設置するのは、火災の危険も考えられますし、調理の際の油跳ねなどで並べた調味料などが汚れやすくなってしまいますから、おススメできません。

火元に近すぎず、作業場所から遠すぎない、使いやすさを優先した位置で検討してみましょう。

 

 

【洗面室・トイレ】

 

洗面室やトイレのような広く面積をとれない部屋では、棚を取り付けると窮屈に感じてしまうこともありますが、ニッチを利用すると圧迫感を出すことなく収納できるスペースを確保できます。

 

洗面室では、整髪料や化粧品などをスッキリと並べることができ、取り出しやすくしまいやすい収納になります。

トイレでは、お掃除の道具やトイレットペーパーなどを収納することができます。

一般的な上部に取り付ける吊戸棚と違って、壁面に設置されるニッチは手が届きやすく、狭い空間をさらに狭めることなく有効に利用できます。

 

収納したものを見せたくない場合や、衛生面が気になる場合は、扉やカフェカーテンの取り付けを検討してもいいですね。

 

【鍵の定位置に】

 

家や車の鍵など、急いで出かける時に限って見つからなかったり、忘れてしまった鍵をまた家の中まで取りに戻った経験は、誰にもあるのではないのでしょうか。

 

いつでも鍵を定位置にしまう習慣を付けておけば、お出かけ前にイライラすることはありません。

 

鍵の定位置用のニッチには、鍵を置いたり掛けたりできますし、小さなものであれば持参する予定の物も事前に準備しておくことができ、便利に活用できます。

 

出かける前や家に帰った時に、必ず通る経路に設置すると無理なく習慣を続けることができます。

 

【まとめ】

 

ニッチは、上手に取り入れることができれば、空間を狭めることなく収納スペースを確保できますし、ディスプレイを楽しみながらオシャレな部屋のアクセントとして活躍します。

 

小さな小物をたくさん飾りたい方やこまめな掃除が苦にならない方には、向いていますからおススメできます。

 

ですが、たくさんニッチをつけ過ぎてしまうと壁面空間がごちゃついて、きちんと片付けていてもスッキリ見えなくなることもありますから注意が必要です。

ニッチの数も飾る小物も、欲張りすぎず少なめに、控えめなくらいが上手くいきます。

 

基本的に希望の大きさや位置で作ることができますが、家の構造上支障でる壁面には設置できません。また、断熱材との兼ね合いにより、設置ができない場所もあります。

ニッチをつけたい希望がある場合は、計画の早い段階から担当者に相談しておきましょう。

 

また、便利な反面、ニッチはオープンタイプの収納ですから、扉が付いている収納と比べてホコリが溜まりやすくなります。

お掃除のひと手間が増えることは知っておきましょう。

 

壁面に大きな写真や絵を飾りたい方や、こまめなお掃除が苦手な方では、後悔ポイントになりやすいためおススメできません。

 

一度設置すると工事なしでは動かしたり、取り除いたりすることができないため、今回の記事を参考に、自分たちに必要か不要か、使いこなせそうかしっかり検討してみてくださいね。

 

 

 

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