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キッチン水栓はシャワータイプが当たり前?  失敗しない水栓選び!

キッチンを検討する際には、レイアウトはもちろんのこと、ワークトップやシンク、コンロなどを一つ一つ選び、プランニングを進めていきます。

その中でも、水栓金具は毎日何度も使うことになりますから、機能や使い勝手が気になるアイテムですよね。

 

キッチン用の水栓には、様々な機能を付加した豊富なラインナップがありますが、その中のひとつであるハンドシャワー付きの水栓についてお話したいと思います。

 

ハンドシャワー水栓のメリット・デメリット。

それから、水栓を選ぶ際のポイントをまとめてみましたので、参考にしてくださいね。

 

 

【ハンドシャワー水栓とは】

 

ハンドシャワー水栓とは、先端部分のシャワーヘッドを、繋がっているホースの長さほど引き出して使うことができるシャワー水栓のことです。

 

新築やリフォームする際に採用される水栓では、主流となっている水栓ですから、見たことがある方も多いのではないのでしょうか。

 

シャワー部分が引き出せるメリットについては、何となく想像がしやすいと思いますが、デメリット面もありますので、それぞれ確認していきましょう。

 

 

《メリット:シンクの隅々までシャワーで流せる》

 

ハンドシャワー水栓は、シャワーヘッドをホースの長さの分だけ引き出して使えるため、シンクの端までシャワーを伸ばして、簡単に水を流すことができます。

 

これまで、シンクの端を洗うときは、手のひらやコップに水を汲んで、その水をかけて流すというような作業だったと思いますが、ハンドシャワーがあれば、細かなゴミもシャワーでザザーっと流すことができます。

 

また、大きな重いお鍋などもシンクに置いたまま、ハンドシャワーの方を動かして洗うことができますし、シンクの横に置いたお鍋にもシャワーを伸ばして水を注げます。

 

このハンドシャワーが引き出せ、好きな位置で水を出すことができる点が、家事時短を叶える最大のメリットです。

 

《メリット:節約できる》

 

ハンドシャワーが引き出せることから便利に利用できるため、シンクのお掃除や洗い物のすすぎ時間が短縮され、節水につながります。

 

また、システムキッチンを選ぶ際に、ラインナップされているハンドシャワー水栓には、ほぼ節水機能が付いていますから、意識しなくても使用する水の量は少なくなります。

 

意識することなく日々の家事を行う中で、自然に節約できることは嬉しいですよね。

 

《デメリット:ホースにひと手間かかる》

 

ハンドシャワーのホースは、シンク下側の引出しの奥の方へ収納されています。

たまに、引出しにホースが引っかかって、引き出せなくなったりすることがありますが、引出しを開けて引っかかりを解消すればすぐに引き出せるようになります。

ホース部分が箱の中に収納されて、引っかかりにくくなっているタイプなどもありますので、採用する際は、ホース収納部分がどのようになっているか、確認しておくといいでしょう。

 

また、ホースを引き出してから、隠れているホース部分のお掃除をしなくてはいけません。

 

ホースという部品が増える分、ひと手間増えてしまいますが、どちらも簡単な作業ですからそんなに負担には感じないと思います。

 

《デメリット:先端には何もつけられない》

 

蛇口の先端にハンドシャワーが付いていますから、先端には何もつけることはできません。

 

例えば、蛇口の先端に取り付けるタイプの浄水器などを設置することができませんから、浄水器を取り付けたい場合は、浄水器一体型のハンドシャワー水栓や、浄水器専用の水栓をもう一本設置するなど、他の浄水器を検討する必要があります。

 

注意が必要なのは、浄水器一体型のハンドシャワーは購入時はお得感がありますし、カートリッジの交換方法も簡単で手軽なのですが、交換用カートリッジの価格が高めなことが多いため、カートリッジの費用も確認しておくのがいいと思います。

 

 

【選ぶ時の失敗しないポイント】

 

《ポイント浄水器を使うかどうか》

 

浄水器を使うかどうかは予めハッキリ決めておくことをおススメします。

基本的に水道の蛇口から出てくる水は、飲料用の基準をクリアした安全な水ですから、浄水器を付けなくても特に問題ありません。

 

浄水器の設置を希望する場合は、先程お話したように、浄水器一体型のハンドシャワー水栓を選択する場合は、交換カートリッジの費用を確認しておいてくださいね。

 

浄水用の水栓をもう一本設置する場合は、その水栓用の穴をシンクに開けておく必要がありますから、キッチンを注文する段階で決めておく必要があります。

浄水用の水栓の取付を後から希望した場合、キッチンの構造などによっては取り付けられないことがあります。

 

 

《ポイント引き出すときの重さ》

 

ハンドシャワーを引き出すときに必要な力は、商品によってかなりバラつきがあります。

 

シンプルな形状のものは、軽く引き出すことができますが、特にグースネック型(ガチョウの首のような逆Uの字型)は、引き出す時の印象が「固い」または「重い」印象があると思います。

 

引き出す時に感じる重さの印象には個人差が大きいため、できればショールームで実際に引き出してみることをおススメします。

 

 

【まとめ】

 

ハンドシャワー水栓は、ホースのメンテナンスのひと手間はあるものの、シンクのお掃除や洗い物の際に大活躍してくれますし、意識することなく節水することができますから、水栓で迷っている方にも採用をおススメできます。

 

失敗しないポイントは、浄水器をつけるかつけないか。つけるのであればどのようなタイプを採用するのかハッキリ決めておくことと、ショールームで実際に引き出してみることです。

 

また、ハンドシャワー水栓には浄水機能以外にも、いろいろな機能が付いた商品があり、目移りしてしまいがちですが、本当に自分が使いそうな機能かどうか冷静に考えてみることが大切です。

 

毎日使う水栓ですから、自分が使いやすいものを選んでくださいね。

 

 

 

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