家の玄関の入口戸は引き戸?ドア?どっち派ですか?
今日は私の誕生日です。
昨晩、『明日の晩ごはんは何がイイ? 寿司? 焼肉?』と聞かれました。
人生は選択・決断の連続です!
おはようございます。優柔不断のくわはらです。
優柔不断と言いますか、出された選択肢が自分の中で上位のモノばかりだと悩みませんか?
注文住宅自由設計で家を建てる時は、たくさんの材料資材から自分たち家族のお気に入りを選択して決断しなければなりません。
今回は玄関戸のお話しです。
家の玄関戸の種類は1種類ではありません。
では何があるのでしょうか?
ドア
一般住宅の玄関の入口戸で最もポピュラーなのは【ドア】です。
【ドア】と言っても現在の玄関ドア本体の高さは2メートル30センチもあり、とってもゴージャスです。
玄関ドアの高さは身長+30センチあれば快適とされています。2メートルの日本人は少ないと思いますけどね。
3~40年前の玄関ドアは1メートル90センチくらいでした。アパート用の玄関ドアは今でもそのくらいです。
住宅屋さんで標準仕様が決められているところは基本は単体ドアになっています。
理由は明確でドアが一番リーズナブルな商品から品揃えが豊富だからですね。
各メーカー、約70種類のデザインはありますし、カラーで分ければ数百種類になります。
自分好みの玄関ドアに出会う可能性大です!
でも以外にお客様に言われるのが『選択肢が多すぎるのは迷って決められないです!いくつかに絞ってもらった方が決めやすいですよ』と・・・
だから標準仕様を決めて数を絞っています。
好みのが無いという方にだけオプションで紹介しています。
価格も30万円から50万円まで幅がありますからね。
単体ドアの他に子扉が付く【親子タイプ】や明り取りのガラスが片側に付く【片袖タイプ】、両側に明り取りガラスが付く【両袖タイプ】があります。
単体ドアより取付面が広くなっていきます。
親子タイプを選ぶ理由とすれば大きい荷物の搬入時に大きく開けることが出来るということです。
別の場所に大きな床からのサッシが付いていれば必要ないと思いますけどね。
片袖や両袖を選ぶ理由とすれば、玄関を明るくしたいときですね。
玄関ドアについているガラス面は小さいものがほとんどで、他に窓を付けることが出来ない立地ではとても有効です。
種類と価格の話とは別に使い勝手はというと、ドアタイプは設置スペースが最小になります。
取付面が1メートルあれば取り付けられます。それが使い勝手がイイということではありませんからね。
狭小地で玄関スペースももったいないからというのであれば玄関ポーチが1メートルあれば利用可能です。
日本の玄関ドアは外に開きます。ドアの可動範囲には物は置けません。開かなくなりますからね。
開ける時も可動範囲に立っていると開けるのが不便になります。
玄関ポーチをゆったり取れれば、何も問題はありません。
網戸の設置は横引きの網戸がオプションでありますが、ほとんど付けたことはありません。
付けたことが無いので良し悪しは分かりませんが、想像では故障しやすいのと網の納まりが悪くなっていくのかなと思います。
海外映画で玄関ドアが内側に空いて、網ドアが外に開くのを見たことはないですか?
あのタイプなら壊れにくそうですけどね?
玄関ドアに通風を期待したい方は【採風ドア】タイプが各メーカーで数は少ないですがあるようです。
引き戸
引き戸と言えば2枚建ての引き違いの引き戸玄関を想像しませんか?
日本の住宅は引き違いの窓や玄関戸が主流として始まっています。
サザエさんのお家の玄関も引き違い2枚戸ですよね?
引き戸の良いところは開け閉めの時に邪魔にならないということにつきます。
目の前に立っても開け閉めできますし、荷物でいっぱいになっていても開け閉めは出来ます。
近年では玄関引き戸に片引きタイプを採用するケースが増えてきています。
それも吊り戸になっていて敷居にレールがありません。
開閉も軽いですし、敷居にレールがないもで掃除が楽ちんです!
もちろん昔からの2枚引き違いのタイプもありますよ。
問題は価格です。
扉が2枚になるわけですから、ドアよりも値段が上がります。
ただし、引き戸は2枚じゃないとバランスが悪いと感じる方は2枚引き違いになります。
その場合は敷居にレールが付くタイプになります。
レールがあるタイプでも開閉は軽くてびっくりしますよ。
わが家の玄関は出始めの断熱玄関引き戸なのですが、昔のアルミのスカスカの戸ではないのでメッチャ重いんです。
来客があった時に鍵が開いていても重くてあかないので帰っちゃうんです。。。
なぜ玄関引き戸に片引き戸タイプが出たかというと、2枚あっても片側しか開けないからですよね?
2枚引き戸のお家を訪問する時にどっちを開けたらよいのか迷ったことはありませんか?
もしくは反対を開けちゃったとか。
2枚引き違いのメリットは親子ドアと同じで大きな荷物の出し入れのために大開口をつくりたいからが発端だと思います。
昔の戸と違って外すのは重くて大変ですけどね。
最大のデメリットは取付面が1メートル80センチ以上の幅が無いと付けれないということです。
片引きタイプにしても開けた時に戸が収まるスペースが必要になるので玄関ポーチの幅を必要とします。
まとめ
すべての内容は私独自の見解ですが、玄関戸は金額を気にされなければ片引き戸タイプがイイと思います。
万が一、車いすを使うことになっても問題なく使えますし、不快な使い方になることが一つも思い浮かびません。
明かりがとりたい方には戸袋面にガラス付きのタイプがあります。上の写真の右側の外壁部分がガラスになります。
片引きタイプ玄関戸の価格が一番安いものでも、玄関ドアの上位グレードと同じくらいの価格になります。
グレードの高い片引き戸タイプは玄関ドアが2枚買えるくらいの価格にもなります。
価格の話ばかりでイヤらしいですが、現実的に玄関ドアに何を求めるかでどのタイプにするかを決められてはいかがでしょうか。
【玄関ドアのメリット】
・デザインが豊富
・価格が抑えることが出来る
・取付スペースが幅1メートルからOK
・密閉度が高い
【玄関引き戸のメリット】
・開閉時に扉が邪魔になることがない
双方のそれぞれのメリットが相手側のデメリットになります。
こうして見るとドアのメリットが数多くなっていますが、引き戸のメリットが何にも代えがたいと思われる方は引き戸にしますよね!
一般的にはドアが多いですけどね(^^♪
« 前の記事へ 次の記事へ »