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造作家具・造作収納はあとで困らないのか? メリット・デメリット

昨日から酒田で初の【まん延防止等重点措置】が適用されました。

どんな雰囲気に変わっていくのだろうか?

雪が収まりつつあると安堵したところでコロナウイルスが大騒ぎですか・・・

コロナウイルス予防接種も2回打ったし、あまり人と接触していない引きこもりの桑原です。

とは言っても何もしていないわけでもありません。

今だから出来ることをコツコツやった方がいいですよね(^^♪

やることいっぱいです!あれもこれもそれとあれ・・・(笑)

暗くならずに元気に行きましょう!(^^)!

 

 

 

住宅の新築やリフォームの時に造作家具・造作収納はあとで困らないのか?メリット・デメリット

 

「造作家具」や「造作収納」といった言葉をご存じでしょうか?

造作家具・造作収納とは、家を新築する時やリフォームする時に、その建物にピッタリ合わせてつくられるオーダーメイドのオリジナルの家具・収納のことです。

 

自分たちに合わせて、しっかり検討してつくる造作家具や造作収納は、日々の暮らしを便利に、そして快適にしてくれます。

 

でも、「オーダーメイドの家具・収納」と聞くと価格が高いイメージがありますし、「造り付ける」と聞くと移動できないのかな?後々困らないかな?と不安になりますよね。

 

今回は、「造作家具・造作収納」についてまとめてみました。

メリットデメリットについても、参考にして検討の材料にしてみてください。

 

 

【例えばどんなもの?】

 

基本的にどのようなものでもつくることができますが、後から購入して持ち込む家具と違って、入居時にすでに建物と一体化してつくられていることが多い家具や収納です。

 

造作家具・造作収納の要望が多いものには次のようなものがあります。

 

・TVボード

・テーブルやデスク用途のカウンター

・収納を兼ねたベンチや小上がり

・本棚

・収納棚

・飾り棚やニッチ

 

いかがでしょうか?

完成見学会やお友達の家などで、見かけたことがありますよね?

少しイメージが湧いてくると思います。

 

次にメリットとデメリットをみていきましょう。

 

 

【メリット:空間を無駄なくつかえる】

 

造作家具・造作収納の最大のメリットは、空間に合わせてピッタリサイズにつくれることです。

部屋の大きさや希望の高さの寸法に、ミリ単位で対応することができるため、スペースを無駄なく使うことができます。

 

ちょっとだけ大きくて入らなかったり、ちょっとだけ小さくて微妙な隙間ができてしまいホコリが溜まってしまったり。。。なんてことありますよね。

ピッタリ納まる収納やカウンターなどを、市販の家具で見つけることは意外と難しいものです。

 

造作家具や造作収納なら、市販の家具が上手くハマらないスペースにも、ピッタリとサイズを合わせてつくることができるため隙間ができません。

 

また、床から天井までの壁一面の本棚をつくったり、壁から壁までの長いTVボードをつくったりと、空間の大きさを最大限に活用できますし、使いやすい高さ、収納するものの大きさに合わせてつくったりと、市販の家具では実現できないことも造作なら叶います。

 

 

【メリット:統一感のあるスッキリとした内観にできる】

 

造作家具・造作収納をインテリアと合わせてプランすれば、理想の部屋のイメージにより近づけることができます。

 

造作物の色や素材を揃えることもできますし、室内ドアや壁の色とコーディネートすることもできるため、部屋全体の雰囲気に統一感を持たせることができます。

 

そのうえ、建物にピッタリとフィットしているサイズ感のため、空間に圧迫感を感じさせにくく、置き家具が少ない室内は見た目もスッキリまとまりやすいです。

 

 

【メリット:倒れてこない】

 

地震が多い日本ですが、家具についてしっかり対策されている方は少ないのではないでしょうか。

 

背が高く重量があるような食器棚や本棚は、地震時に倒れてしまい、人が下敷きになってしまう可能性があります。

家具に転倒防止対策を施しておく備えは大切です。

 

造作家具・造作収納は、壁や床、天井に固定されているものがほとんどですから、市販の一般的な置き家具と比べて、地震時に倒れてくる危険が圧倒的に低く安心です。

 

 

【デメリット:移動できない】

 

造作家具や造作収納は、建物のサイズや収納するもの、用途にあわせてつくりますし、壁や床、天井に固定してつくる場合が多いですから、基本的には移動させる事ができません。

 

今の生活だけでなく、10年先、20年先と、これからの生活の変化を想定したうえで、しっかり検討する必要があります。

 

例えば、リビングにお子さんの宿題用のカウンターテーブルを設置する場合、お子さんが自室で勉強するような年頃になった時、そのカウンターテーブルをパソコンデスクとして使ったり、家事をするための作業台として他の用途でも利用できるようにしておくと失敗しにくいです。

 

また、TVボートを造作するとTVの位置が変えられないから不安だとおっしゃる方も多いのですが、TVを設置する予定の位置にはTV専用の配線を配置していますので、造作のTVボードでない場合でも大きく位置を変更することはできません。

TVの位置は、ソファーやテーブルなどの大型家具の配置も合わせてしっかり計画しましょう。

 

後から後悔しないためにも、大きな変化がありそうな場所は、造作家具や造作収納にせず置き家具にするという選択もありますし、棚板の幅や高さ、棚の枚数を収納するものに合わせて変更できるように「可動棚」としてつくっておく方法もあります。

 

 

【デメリット:費用がかかる】

 

造作家具や造作収納は、オーダーメイドのオリジナルの家具・収納ですから、建物本体とは別にその分費用が掛かります。

価格については、棚をつけるだけのようなものでしたら安価ですし、扉や金具などを多用したり、複雑な細工や装飾、特殊な材料が必要でしたら高価になります。

 

希望する内容によって費用が変わりますので、何をどのように収納したいのかを、計画の段階で担当者に相談して費用の目安を聞いておくと安心です。

 

 

【まとめ】

 

造作家具・造作収納は、部屋のサイズや雰囲気にピッタリと合わせることができ、空間を有効活用しつつスッキリとした統一感のある部屋にできます。

また、地震時に安心なことも大きな魅力です。

 

上手く利用ができれば、費用をかけても大きいメリットを感じることができますが、一度設置すると簡単に移動や取り外しができない場合が多いため、あった方がいいかなと安易に設置したり、移動したくなったらどうしようと不安感がぬぐえないのであれば、無理に採用する必要はないと思います。

 

今日お話したメリットとデメリットをふまえて、自分たちの今の暮らしに合わせるのではなく、今の暮らしから、10年、20年先の暮らしまで、ずっと上手く使っていけそうでしたら、採用を検討してみてくださいね

 

 

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