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ろうきんの住宅ローン説明会に行ってきました

先日、ろうきんの住宅ローン説明会に行ってきました。
今回のろうきんのイチ押しポイントは、

①全期間固定金利型の金利引き下げ

②保証料算出方法の変更

③チェンジ500

④オールマイティ保証型団信

⑤夫婦連生団信

最後に、イメージモデルが【高梨臨】になった事でした・・・(^^;)

■全期間固定金利型の金利引き下げ

国で運営している『フラット35』という全期間固定金利商品がある中で、独自の全期間固定金利商品を持っている金融機関は少ない。
その全期間固定金利型商品の金利を0.1%下げて1.75%になった様です。それでも現在のフラット35の金利の方が低くてお得だと思います。今月のフラット35の金利は0.93%ですからね。(取扱金融機関によって違います)
フラット35との金利以外の違いは団体信用生命保険の付保形態と金利確定時期ですかね。私は最初はフラット35をお勧めします。
しかしながら低金利の現在、変動金利を選択するお客様が増えていると聞きます。家づくりを始めようとした時に、職場や友人で家づくりをした人に住宅ローンはどこの何を使ったかの情報を聞き廻るそうです。すると変動金利の方が多いとか・・・。

◆銀行が変動金利を進める理由

(1)変動金利を選んだ理由が言えますか

多くの方が、低い変動金利を見て、今後もずっと得なんだろうという錯覚で変動金利を選んでいます。もし、金利が上がればその時点で固定金利に乗り換えればいいという錯覚で変動金利を選んでいます。
ローンを組む時に金利は固定と変動とどちらがいいのか銀行の融資担当者に聞くと思います。変動金利の方が低いですよとか、ほとんどの方が変動金利を選んでますよという答えは返ってくると思いますが、なぜいいのかは絶対に答えないと思います。

この20年間続いてきた低金利は、これからローンを組んだ後の30年間、いや、3年間でさえ続く可能性は低いです。金利が上がれば固定金利に乗り換えると言っても固定金利に乗り換えるときには、上がった金利で乗り換えることを承知しているのでしょうか。

(2)住宅ローンの金利に関係する日本の将来像

日本銀行は、消費者物価上昇率を前年比2%とすることを表明しています。表明どおりに物価が上昇し、インフレ傾向になれば、貨幣価値が下がるため、ローンの返済負担は軽くなります。インフレ基調になれば、物価も上がり、金利も上がります。当然に変動金利も上がり返済月額も上がりますが、同様に給料も上がっていくので返済の負担が重く感じることは少ないでしょう。固定金利で借りていれば、返済額は上がらずに給料が上がるので返済の負担はぐっと軽くなります。だけど、本当に、そんなに簡単に考えていいのでしょうか。
バブル崩壊後の失われた20年といわれる今がデフレ基調であり、既に、高齢化と少子化が進んでいるさなかで経済成長がどの程度の勢いになれるでしょうか。
最低このラインまでは、大丈夫、成長するという明確な表現や根拠を政府は示すことができません。

物価だけが上昇し、給料が増えない事態になれば、今以上に生活が厳しくなります。変動金利で借りている場合は、生活が厳しくなる中で返済額が増えるので返済不能になることが懸念されています。
銀行の立ち場でみると,貸す方の銀行サイドに立てば、変動金利で貸せば金利上昇リスクを負うのは借り手です。
銀行は金利上昇リスクを負わずに済みます。しかし、借り手が返済困難になり破綻してしまい不良債権化するリスクが銀行には残ります。それでも、保証会社や連帯保証人がいるので貸し手である銀行は、リスクを最小限にすることができます。
逆に、固定金利で貸した場合に金利上昇時のリスクを負うのは貸し手側の金融機関です。固定金利で貸す場合には、それなりのリスク対応を考えておかないと金融機関が破綻してしまいます。
民間金融機関が主に扱うのは変動金利です。長期間にわたる固定金利を扱うのは、民間の金融機関では資金調達等の点から難しいため、住宅金融支援機構が民間と提携して扱っています。融資担当者の成績につながるのはもちろん利益率の良い種類のローンです。どの金利種類のローンかはもうお分かりですね。

※以上の内容はほとんどが持論ですので、あくまでも参考までに・・・。

②以降もお得な内容でした。またの機会に紹介したいと思います!(^^)!

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