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【ホール階段】or【リビング階段】どちらが良いのでしょうか? それぞれのメリット・デメリットを紹介します

こんにちは。

年々、階段の昇り降りに負担を感じるようになってきました。

ショッピングセンターに行けば、荷物があるからと、ついエレベーターを使いがち。

うちの階段では、うっかりすべって転ばないように・・・などとトホホな感じです(;^_^A。

 

さて、階段は上の階と下の階の移動のためにありますが、

設置場所によって、次の二種類に分けられます。

昔ながらの「ホール階段」と近年増えている「リビング階段」。

どちらが良いのでしょうか。

 

それぞれの、特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

 

ホール階段とは

 

ホール階段とは、玄関ホールにある階段です。

リビングやほかの部屋を通ることはありません。

 

では、ホール階段についてより詳しく見ていきましょう。

 

ホール階段のメリット5選

 

①生活スペースを見られずに、子どもの友達などを2階に通せる。

子どもは、容赦なく、見たままを話すものです。

 

②家族のだんらんを邪魔せれずに、子どもの友達などを2階に通せる。

友達は、帰宅後にママから「〇〇君のママは何してた?」など聞かれたりするものです。

 

③2階の部屋からの移動の負担が少ない。

急いでいる朝など、玄関から直接2階へ走りこめる方が助かります。

 

④食事のにおいが2階に上がりにくい。

キッチンとドアで区切られているため、

焼き肉のにおいが2階に立ち込めるということも軽減されます。

2階のドアもしっかり閉めておけば、においの問題はかなり防げます。

 

⑤将来的に、1階と2階で二世帯生活をする可能性がある場合、暮らしやすい。

家族とはいえ、程よい距離感で暮らすことが、長く円満な関係を保つのには必要です。

二世帯で暮らし始めたら、階段のお掃除の分担についてもキチンと決めておくのがよさそうです。

 

ホール階段のデメリット3選

 

①家族の出入りに気づきにくい。

思春期にもなると、いつの間にか出かけてしまうこともあるかもしれません。

返事がなくても、いってらっしゃい、気を付けて!と声をかけたいものですね。

また、どんな格好で出かけて行ったのか、どんな雰囲気で帰ってきたのかなど、親でなければ気づけないような変化を見逃しがちでもあります。

もちろん、2階に行く前には必ず「行ってきます」と「ただいま」を言うというようになっていればいいのですが、難しい時期もありますからね・・・。

 

②家族が、どんな人を連れてきたのか、見るチャンスが減る。

子どもの交友関係はとても気になるところですが、ホールに階段があると、自然な感じでの声掛けが難しい場合もあります。

友達を連れてきたら、きちんと顔を見せるようにという約束を守っているうちはいいのですが、面倒だなあと、ささっと2階に連れて行ってしまい、いつの間にか帰っているなんてこともあります。

 

③階段とホールのスペースが必要になり、その他の居住スペースが減る。

階段とホールは、長く過ごす場所ではありません。

できるだけ、ほかのスペースにあてたいものです。

 

ホール階段のまとめ

このように、昔ながらのホール階段は、できるだけプライベート空間を大事にしたいというご家庭には合っていそうですね。

あなたのライフスタイルや、今後の生活設計に当てはめてみてください。

 

 

つぎに、リビング階段についてみていきましょう。

 

 

リビング階段とは

リビング(あるいはLDK)のどこかに配置されている階段です。

2階に上がるとき、かならずリビングを通る必要があります。

リビングのデザインにも関わってきますし、

「憧れのリビング階段!」のように言われることもあります。

 

では、おしゃれな住宅のキーワードともいえるリビング階段について

みていきましょう。

 

リビング階段のメリット5選

①なんといってもおしゃれ。

今どきのおしゃれなリビングには、たいていおしゃれな階段がついているものです。

 

②吹き抜けと合わせると、明るくて開放的な空間になる。

採光窓があると、空から自然な光が差し込んでくるのはじつに気持ちがいいものです。

 

③「たて」の空間を感じるので、リビングが広く感じる。

家の空間を広く感じるには、ある意味「たて」、すなわち高さをいかにうまく見せるのかにかかっているのかもしれません。

 

④階段とホールのスペースをカットできる。

意外と場所をとる階段とホールのためのスペースを無かったことにできます!

 

⑤2階とのつながりが感じられて、コミュニケーションがとりやすい。

リビングやキッチンにいながら、2階の家族に声が届きやすくなります。

逆に、2階の様子もある程度わかります。

また、出かけるときや帰宅したときに顔や様子を見ることができます。

ほんの一言声をかけるだけでも違いますよね。

 

リビング階段のデメリット3選

①寒さを感じることがある。

暖かい空気はどうしても上にいってしまいます。

反対に、冷たい空気は下に降りてきます。

断熱材や間取りの工夫をすることなく安易にリビング階段を設置すると、空気の流れによる寒さに驚くことがあります。

 

②音やにおいが伝わりやすい。

2階の部屋のドアを閉めていればある程度は防げますが、音楽やテレビの音、ワイワイする声などを不快と感じる場面が出てくるかもしれません。

また、換気を十分に行わないと、焼き肉のにおいが、2階に残っていたりします。

 

③気をつかうことがある。

子どもが小さいうちは、突然お友達を連れてきたりすることがあります。

休みの日に、寝起きのままのんびりとリビングで過ごしていたら、「おじゃましまーす」となることも。

ちょっと隠れたい気分になるかもしれませんね。

 

リビング階段のまとめ

リビング階段の特徴、お分かりいただけましたか。

実際に住んでいる人にとったあるアンケートでは、「つけてよかった」という人が7割以上という結果になっていました。

よく考え、工務店との相談もしっかり行ったということなのでしょう。

 

 

それでは、みなさん。

階段の上り下りをするときには、くれぐれもお足もとにご注意くださいね!!

 

 

 

 

 

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